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煎餅ブログ@銀座::煎餅の話 2
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煎餅の話 2
暑い夏もそろそろ終わりそうですね。
「食欲の秋」せんべいも売りやすい季節となってきました。

私もせんべいの“プロ”(ハシクレです)として新しい商品を創らなくてはと常々考えています。そのような時、お客様の嗜好か、自分の嗜好か、いつも考えます。というのも私は、おそらく物心がつく前からせんべいを食べていたせいか、せんべい一般の嗜好とは一寸変わっていると感じています。
煎餅は『カリカリ・パリパリ・サクサク・』という感じの食べ口が一般的ですが、私は少し湿気ったような食感が好きなのです。口の中に入れ舐める感じで食べたり、袋を開け時間が経ってから食べたりします。表面がほんの少し柔らかくなったところが好きなのです。
そう、お味噌汁にせんべいを砕いていれた感じが好きなのです。
しかし元来せんべいに湿気は御法度です。
商品作りには、お客様の嗜好を考えつつ、原材料を吟味し、銀座松崎煎餅らしい食べ口を基本として行っています。

お米のせんべいの味付けは、醤油・砂糖等に添加物としてアミノ酸等を加え“うまみ”をだしているものが多く有ります。銀座松崎煎餅でも同様の商品がございますが、あられ(餅米の小ぶりのせんべい)には、昆布・鰹節・椎茸等から作った出汁に醤油を合わせ使用しております。天然の素材から作ったものは後味も良く感じられると思います。今後はより多くの商品を天然の出汁に代えていこうと思っています。。

日本の食文化の基本は『出汁』だと思います。出汁の旨みを生かし味付けを軽くすることにより、塩分・糖分等を無理なく減らし、素材そのもののおいしさを味わう事が出来る。

すばらしい食文化ではないでしょうか。
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