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煎餅ブログ@銀座
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食の安心安全 1
食の安心安全は人間が生きていくために、とてもとても重要なことです。
食品の偽装やら賞味期限の改竄など大きな社会問題となりました。
最近では『事故米』の問題で私たちの商売にも深く関係のある事件が起きました。
弊店は、事件を起した会社との取引は一切ございませんので安心してお召し上がりいただければと思います。

日本の主食たる『米』に関わる事件ですから、その広がりはかなり大きいものと思います。
いろいろな食品や食品加工段階で使用される可能性が有りうると考えられます。
口に入れるものですから「安全なものが食べたい」と思うのは誰しも同じだと思いますが、海水や空気の汚染は産業の発展とともに世界中に広がっています。農薬にしてもすべて無くすこともなかなか出来ません。雨を浄化することだって出来ません。
そんな中で生きていくわけですから自己防衛を考えなくてはならないと思います。

日本は南北に長く、四季の有るすばらしい国です。食材も南の物から北の物まで様々なものが有る上、世界中の食材までも集まるところです。

毎日食べる食事も偏ることなく、いろいろな物を食べるようにした方がいいと思います。好きだからといって同じ物ばかりを食べ続けることは、危険な農薬や添加物が含まれていた場合、これらも一緒に食べ続けることになるからです。添加物の避けられない食材などは、ボイルして食べるか、ボイルしてから調理することで、多少でも添加物を減らすことが出来ると聞いたことがあります。

私は野菜を蒸して食べると素材の旨さ・甘さがでてとても好きです。焼売や牛・豚肉等をその上に乗せ蒸すとより美味しくいただけます。尚且つヘルシーです。

今回のような食品に関する偽装や改竄はやってはいけないこと。絶対に許されないことです。
私どもも食品に関わるものといたしまして、製造・販売での行程で十分な留意を計り安心安全なせんべい・和菓子をお客様にご提供できるよう日々努力しまいります。
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せんべいの話 3
8月31日10時45分配信の産経新聞に
『「噛む力」見直そう 健康にも影響、肥満も予防』
という記事がありました。

生活が豊かになり「とろける」「ふんわり」など やわらかい=おいしい という傾向が強まると同時に、子供たちの噛む力も弱くなっている。噛むことは食事の基本であるだけでなく、脳の活性化や生活習慣病予防にもつながる。
よく噛むことで唾液が増え、食べ過ぎを防ぎ脳への刺激を増やすとともに、食べ物の味と香りが引き出され、味わって食べる事が出来る。更に唾液には消化吸収を助けるアミラーゼや、細菌や発がん性物質を減らすラクトペルオキシダーゼといった酵素、味覚機能を高めるガスチンなど健康に役立つ有効成分が有る。又咀嚼することで脳にある満腹中枢を刺激し食べ過ぎ、さらには肥満を防ぐ。脳の血流が良くなり記憶力や集中力も高まる。

というようなものです。

確かにここ十年程でせんべいですら、やわらい傾向のものが増え、いわゆる『堅焼き』のせんべい類は売りにくくなっています。せんべいに限らず洋菓子・和菓子に関しても同様だと思います。
せんべいは良く噛まなければ食べられないものですから、是非たくさんお召し上がり頂きたいと思います!!

私の父が脳梗塞で倒れ長いこと入院しておりました。その間、数回肺炎をおこしました。その時主治医の先生が
「食べたものの一部が肺の方にいってしまい肺炎を引き起こすことがあります。日頃から良く噛むことで咀嚼力、顎・首の筋肉を鍛えておくといいですよ。」
と話されました。

また、ある先生は私の息子が赤ん坊の時
「赤ちゃん(歯が未だ生えてないとき)にせんべい(草加煎餅の素焼きのもの)をしゃぶらせておくと、良く噛む事が出来、歯に刺激があり、顎が丈夫になり、脳にも良い刺激となっていいですよ。煎餅屋の息子だからやらせてみなさい」
と話してくださいました。

子供から目は離せないものの、早速試してみましたら、喜んで舐めたり噛んだりしていました。段々せんべいはドロドロに柔らかくなってきますから、飲み込んでも大丈夫でした。原材料は米だけですからとても安心です。
その息子も30才を過ぎました。そのせいかどうかは不明ですが、歯はとても丈夫のようで、歯医者さんに褒められたそうです。

「とろける」「ふんわり」も良いですが、噛む習慣をつけ、食材のおいしさの分かる健康な体をつくりたいものですね。
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大江戸菓子匠 銀座 松崎煎餅の話 1
銀座松崎煎餅本店2階には甘味のお茶席があります。

創業当時より煎餅と焼き菓子を作っていたのだと思います。
関東大震災直後煎餅を焼く道具が使えず和菓子を作り、とうざをしのいだそうです。又、第ニ次大戦後も統制経済の中、煎餅は作れなかったのでお菓子と喫茶で商売を繋いだそうです。

昭和39年今の建物になってから本格的に日本茶と和菓子のお茶席を設けました。

店内には当時でも珍しい杉の一枚板の大テーブルがあります。父が深川木場の材木屋に一週間通いづめで買った物だそうです。
そのテーブルも四十数年が経ちました。

お客様から『このテーブルに座って女房にプロポーズしたんだよ』というお話を伺ったことがあります。思い出のひとつに弊店があることをとても嬉しく思います。いろいろな思い出が刻まれた大テーブルの表面はささくれだち、8年ほど前店舗の改装時に塗装をし直しました。
今、又お客様の様々な思いを刻みつつあります。

甘味の夏の定番はなんといってもかき氷!!
弊店のかき氷は、氷の温度に注意し機械の刃の角度・切れ味に注意し、フワ~とした食感が楽しめます。抹茶も宇治の物を使用しております。
もうすぐ終わってしまいますが、是非おいで下さい。

店内


かき氷
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煎餅の話 2
暑い夏もそろそろ終わりそうですね。
「食欲の秋」せんべいも売りやすい季節となってきました。

私もせんべいの“プロ”(ハシクレです)として新しい商品を創らなくてはと常々考えています。そのような時、お客様の嗜好か、自分の嗜好か、いつも考えます。というのも私は、おそらく物心がつく前からせんべいを食べていたせいか、せんべい一般の嗜好とは一寸変わっていると感じています。
煎餅は『カリカリ・パリパリ・サクサク・』という感じの食べ口が一般的ですが、私は少し湿気ったような食感が好きなのです。口の中に入れ舐める感じで食べたり、袋を開け時間が経ってから食べたりします。表面がほんの少し柔らかくなったところが好きなのです。
そう、お味噌汁にせんべいを砕いていれた感じが好きなのです。
しかし元来せんべいに湿気は御法度です。
商品作りには、お客様の嗜好を考えつつ、原材料を吟味し、銀座松崎煎餅らしい食べ口を基本として行っています。

お米のせんべいの味付けは、醤油・砂糖等に添加物としてアミノ酸等を加え“うまみ”をだしているものが多く有ります。銀座松崎煎餅でも同様の商品がございますが、あられ(餅米の小ぶりのせんべい)には、昆布・鰹節・椎茸等から作った出汁に醤油を合わせ使用しております。天然の素材から作ったものは後味も良く感じられると思います。今後はより多くの商品を天然の出汁に代えていこうと思っています。。

日本の食文化の基本は『出汁』だと思います。出汁の旨みを生かし味付けを軽くすることにより、塩分・糖分等を無理なく減らし、素材そのもののおいしさを味わう事が出来る。

すばらしい食文化ではないでしょうか。
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今日の昼ごはん 2
日曜日は休みなので、銀座とは違う商店街に行ってきました。
都電荒川線の三ノ輪橋駅からジョイフル三ノ輪周辺をぶらぶらと歩いてきました。
三ノ輪交差点から三ノ輪橋駅に近づくにつれ、レアーな昭和20~30年頃の風景が目に入ってきます。小さい頃の記憶がよみがえったような感じです。昨今映画で見たものと同じような風景でした。商店街は百件以上のお店が有るとのこと。アーケードが有り傘無しで歩けるのはとても有難いことです。

銀座は江戸から明治に移り変わる時期に諸外国との不平等条約を改める為、煉瓦造りの商店街(明治6年以降完成)を造り、築地の居留地の外国人への対応のため和洋折衷のハイカラな街へと変わっていたそうです。その為昔から新しいものを取り入れていく風土が確立されたものと思います。
弊店も「昔」を残しながら「今」「未来」に繋がる商いをと考えています。

さて、今日の昼ごはんは私の好きなおそばにしました。商店街には三件ほど有ったと思いますがその中の「砂場」さんでいただきました。江戸の三大蕎麦の一軒とのこと。個人的に食べ口、喉ごし、そば汁ともさわやかに、美味しく頂戴しました。
続いて商売柄興味があった、朝ついたお餅が食べられる「月光」さんに行き、お茶とお餅を食べてきました。
お餅は搗きたてをからみ餅にしたり、のして焼いたり、揚げて大根おろしで食べたり・・・美味しいですよね!焼いてチーズと海苔、バター醤油、薄くのしてピザの土台のようにして使っても美味しいですよ。
最近は家庭用の餅つき器もとても良くなっているそうです。のして冷凍庫に保存しておけばいつでも美味しくいただけますよ。
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